主人の父親が亡くなり
葬儀代に納得が行かないと
声をあらげて怒鳴り出す主人が怖くて、怖くて、怖くて
ここねに来る前の私は、
些細なことでいつでも怒鳴り出す主人が、
本当に怖くて何も言えなかったのに
興奮する主人にむかって、
自分でも驚くほど、穏やかに
「まあ~いいんじゃないの 」
お父さんはオシャレだったし
あれだけのことをやって来た人なんだから、
「まあ~いいんじゃないの 」
あれぐらい豪華にして上げても「いいんじゃないの 」
私はあれで良かったと思うょ。
自分でも驚くほど、
穏やかに話しかけて居る自分に驚きました。
あんなに興奮していた主人も
「まあ~いいんじゃないの」
と繰り返す私の言葉に、
明らかに目の前で穏やかになっていきました。
後日、いつもなら必ずと言っていいほど、
怒鳴り口調の主人が、母親からの電話に
「まあ~いいんじゃないか 」
と優しくさとす主人がそこにに居ました。
ある日主人が、ポツリと
「お前は、変わったな、」
と言ってくれました。
私が少しづつ変わって、
主人も変わってきました。